オンラインカジノプレイヤーの逮捕事例と逮捕されない遊び方

オンラインカジノが一般に知られるようになったのと同時に、利用すると逮捕されるのではないか賭博法に違反しているのではないかと言われるようになりましたが、ほとんどの人が「オンラインカジノは安全」という認識でプレイしたのではないでしょうか。

実際に何年もオンラインカジノを利用しているけれど危険なことはなかった、安心してプレイを続けていたという人も多かったでしょうし、最初は不安だったけれど登録してプレイしてみると安全なことが分かったという人もいます。

怪しい、危険というイメージが少しずつ変わりつつあったオンラインカジノですが、2016年に利用者が逮捕されるという事件が起き、ニュースでも大きく報道されたことで一気に元通りの危険なイメージに逆戻り。

それどころか、逮捕されたという事実があるせいで今まで以上に違法なギャンブルだという印象が強くなってしまったかもしれません。

しかし、オンラインカジノの利用者が逮捕されたという事実があっても、オンラインカジノが違法だと確定したわけではなく、法律での見解はこれまでと全く変わっていません。

カジモン
ここでは、オンラインカジノプレイヤーが逮捕された事例を詳しく解説、なぜ逮捕されたのか、逮捕されない安全な遊び方があるのかについてお伝えします。

オンラインカジノの利用は危険?逮捕者が出た事件の真相

2016年3月に逮捕者が出たオンラインカジノは、すでに閉鎖されてしまったスマートライブカジノです。

閉鎖の理由は逮捕者が出たことによる利用者の減少とも言われていますが、3月に逮捕者が出て7月には運営していた会社も倒産していることから、逮捕者を出した影響が小さくなかったことは間違いなさそうです。

逮捕されたプレイヤーは日本に住む男性3人で、摘発を行ったのは京都府警、逮捕容疑はスマートライブカジノにおいて2016年2月18日から26日の間にブラックジャックで約22万円の賭けを行ったというものですが、利用期間や利用金額までしっかり把握したうえでの逮捕ということもあり、京都府警は捜査にかなりの時間をかけたのではと言われています。

これだけを見ると、オンラインカジノを利用すると警察にも情報がバレバレ、利用するのは危険だと思われますが、こうした情報が明らかになった背景にはスマートライブカジノの特徴でもあり、売りでもあったプレイ方法の存在があります。

第一に利用した金額がほぼ正確に把握されてしまった理由を挙げると、クレジットカードで入金を行っていたからです。

これは、他のカジノも同様ですがカードで入金すれば必ずお金の流れが記録として残るため、言い逃れはできません。

また、スマートライブカジノはオンラインカジノでプレイしているような気分になれるのが売りの一つで、他のプレイヤーがどんな賭けをしていたのかがわかるようになっていました。

そのため、逮捕された3人がどんなゲームをプレイしたか、いつ、いくら賭けたかを証明することもできたというわけです。

さらに、この事件では3人が自分のオンラインカジノ利用をブログなどで公表しており、プレイの内容についても記事にしていました。

こうした証拠を集めて突き合せた結果、京都府警が賭博罪に当たるとして逮捕するに至りました。

《スマートライブカジノは日本人向けだった?》

スマートライブカジノの運営はイギリスを拠点とするトルコ人経営の企業が行っており、ライセンスもしっかりと取得していたため合法的に運営されていたことは間違いありません。

これまでであれば、海外にあるカジノをオンラインで利用したとしても日本にいるプレイヤーが逮捕されることはありませんでしたが、スマートライブカジノの場合はサービス内容が日本人に特化していたことが逮捕者を出した理由です。

日本人ディーラーが在籍しており日本語でチャットしながらプレイできた、営業時間が日本時間で利用しやすい時間帯に設定されていたというのはスマートライブカジノが人気だった理由ですが、逮捕の際にはこれが「日本人向けオンラインカジノである」と認定される理由にもなったということです。

確かに利用者の多くは日本人、たまたま身元が特定されたのが3人だけだったものの、どの利用者が逮捕されてもおかしくなかったと言えます。

しかし、海外企業のカジノ、海外の世紀ライセンスを取得したカジノであることは確かで、最終的に不起訴になった決め手もこれです。

逮捕された3人のうち2人は騒動を長引かせたくなかったのか、略式起訴を受け入れ罰金を支払っています。

残る一人は逮捕に不満を感じ、かつ海外のオンラインカジノの利用で逮捕されるのは不当だと訴え、裁判で争うことを選択しました。

3人ともオンラインカジノを利用したことを否定したわけではなく、その点について争う姿勢を示したのではなく逮捕を不当だと主張した理由は「海外のカジノを運営する企業を罰することはできないのに利用者のみが罰せられるのはおかしい」というものです。

担当弁護士の見解では、オンラインカジノを運営する胴元が逮捕されて罪に問われて初めて利用者の賭博罪が成立する、賭博罪を成立させるには胴元の逮捕も併せて行わなければならないとなっています。

こうした主張で正式に裁判を行う姿勢を示したプレイヤーと弁護士に対して、検察側が下した結論は不起訴です。

不起訴とは裁判で有罪、無罪が決まったわけではなく、そもそも裁判が行われなかったということです。

起訴したとしても有罪にするのは難しいと検察が判断し、結果として争う姿勢を見せたプレイヤーは罰金を支払うこともなく不起訴処分で終わったというのが、スマートライブカジノの逮捕事件の顛末です。

検察、警察としてはオンラインカジノのプレイヤーを有罪に持ち込めなかったという不満はあるでしょうが、逮捕されることもあるという事例を示すことができたという点に意味があるのかもしれません。

一方、オンラインカジノ利用者にとっては逮捕されても起訴されない、有罪にはならない、そのためオンラインカジノは違法ではないという主張の根拠ができたとも言えます。

双方にとっては意義のある逮捕劇だったと言えそうですが、逮捕された3人が氏名や住所、年齢などを公開されたことにより不利益を被ったことは確かでしょう。

100%安心とは言えないオンラインカジノ

スマートライブカジノで逮捕されたプレイヤーが裁判で争う姿勢を示したのは、海外を拠点とするオンラインカジノであれば日本の法律で裁けないという自信があったからこそです。

オンラインカジノの利用が全て安全、安心というわけではなく逮捕されてもおかしくないカジノも存在します。

利用すれば間違いなく逮捕されると言えるのはインカジと呼ばれるオンラインカジノで、システムとしてはオンラインカジノですが、運営を行うのは日本にある企業、店舗にパソコンを設置してオンラインカジノを利用できる場を提供しているということで、利用すれば賭博罪に問われるでしょう。

この場合、運営を行っている企業は賭場開帳図利罪にあたり、取り締まりの対象になります。

胴元の摘発も可能となるため、利用者の賭博罪も成立すると考えられるインカジはインターネットを介しているものの、ディーラーが目の前にいる闇カジノと変わらないと判断されます。

知らなかったでは済まされない違法なオンラインカジノでのプレイ

闇カジノ、違法カジノと同様だとみなされるインカジですが、普通は一般人が立ち入らない場所にあり間違って利用することはなさそうです。

インカジで逮捕された利用者は、違法であることを認識したうえで利用していたと考えることができるため、ある意味逮捕は仕方のないことでしょう。

ただ、これまでに逮捕者が出たオンラインカジノ絡みの事件には、利用者が気をつけても防ぎきれなかったパターンもあります。

この事例の場合、オンラインカジノ自体は海外に拠点があり、海外のライセンスも取得済みというもので、特に問題はなさそうですが、実質的に運営に当たっていたのが日本にあるIT関連企業ということで運営会社の社員が逮捕されました。

サイトで運営企業の所在地やライセンスの有無を確認してプレイしていた利用者にとっては、オンラインカジノに騙されたとしか言えない事例で、運が悪かったとも言えるかもしれません。

ただし、この時逮捕者を出したオンラインカジノは規模も小さく、世界的に有名なオンラインカジノというわけではありませんでした。

サービス内容も日本人に特化していたことから、利用者の中には運営が日本で行われていることを知っていた人もいるのではと言われています。

とはいえ、一応は海外のオンラインカジノという体裁で運営されていたこともあり、この事例では利用者が摘発される、あるいは逮捕されることはありませんでした。

利用の実績についての聴取はあったと言われていますが、個人情報が公開されるようなこともなく逮捕もなかったことで、警察がオンラインカジノ利用者にお灸をすえるために一応は聴取のみ行ったのではないかと見る人もいます。

この場合、逮捕された実質的な運営企業はIT関連会社でしたが、違法に営業されている国内のオンラインカジノの多くは暴力団、反社会組織が経営に携わっているとも言われています。

警察が摘発に必死になるのは、カジノの売り上げが暴力団の資金として流れることを防止するためです。

反社会的勢力への資金提供は禁じられており、こうした組織が運営しているオンラインカジノを利用することは間接的に犯罪に加担すると言っても良いでしょう。

怪しげなオンラインカジノを避けることは、自分の身を守るためでもあり、暴力団組織に資金提供を行わないことにもつながります。

信頼できるオンラインカジノでのプレイが重要

オンラインカジノが海外で運営されている、ライセンスを取得しているからといって利用者の安全が保障されるわけではありません。

利用者が不起訴になった事例もありますが、海外拠点でライセンスを持ったカジノの運営を日本にある会社が行っていたという事例もあるため、どのオンラインカジノを利用すれば良いかわからないという人もいるかもしれません。

大事なことはオンラインカジノが信頼できるかどうかで、信頼度の見極めポイントを知ることが大事です。

どんなオンラインカジノなら信頼できるか、一番わかりやすいのは運営実績でしょう。

長期間にわたって営業を続けているということは経営が安定しているということでもあり、急に閉鎖されて勝利金を失うというリスクも減らせます。

オンラインカジノがライセンスを取得するための条件は発行している国によって違いますが、マルタ共和国など厳しい条件を設けている国も少なくありません。

また、ライセンスを取得するには条件を満たすだけでなく、取得費用や更新費用もかかるため資金力がなければ運営を長く続けることはできません。

新規のオンラインカジノはお得なキャンペーンなどを開催しているため魅力的に思えることもありますが、信頼性については老舗オンラインカジノに比べるとはるかに劣ります。

安全性を最優先にするのであれば、運営期間の長いオンラインカジノ、運営元が大手企業という条件を外すことはできません。

ウィリアムヒルカジノは運営母体が老舗のブックメーカーで、オンラインカジノ業界で最も信頼度の高いカジノと言われていますし、ベラジョンカジノは日本だけでなく世界中で人気のあるカジノです。

こうしたカジノを利用すればカジノに騙される心配なく、安心してプレイを楽しむことができるはずです。

リスク回避策を取るか取らないかで危険度も変わる

スマートライブカジノで利用者が逮捕される際の決め手になったのは、プレイヤー自身が利用していたブログです。

プレイして得た勝利金を自慢したかったのか、オンラインカジノ利用者同士の交流が目的だったのかはわかりませんが、本人がプレイ履歴を記録として残していたことで警察に目を付けられ、そこから捜査がスタートしたそうなので、ブログさえなければ逮捕されることもなかったかもしれません。

オンラインカジノの利用は違法ではないという安心感もあってブログを書いていたのかもしれませんが、危機管理ができていなかったのは確かです。

安全にプレイできるオンラインカジノを選ぶのと同時に、個人が特定できるような情報やオンラインカジノでのプレイ履歴などは公開しないという点も考慮しておくべきでしょう。

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現時点で安心できるオンラインカジノでプレイして逮捕された事例はありませんが、今後はどうなるかわからないという危機意識を持っておくのがおススメです。

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